CDNって?

最近問い合わせのあったCDN。

こちらをまとめてみよう。

 

■なんなのか?

コンテンツデリバリネットワークの略。

一言でいうと、Webサーバのコンテンツをアクセス負荷に影響することなく高速かつ安心して配信できる仕組み。

コンテンツデリバリネットワーク - Wikipedia

 

■対象コンテンツ

静止画、動画、音楽配信などが可能。

 

■仕組み

CDN側のサーバでコンテンツをキャッシュ(キャッシュサーバ)する。

アクセスが集中しても本体サーバにはアクセスせず、キャッシュサーバへアクセスし、負荷を軽減する仕組み。キャッシュサーバは複数配置されている。

キャッシュサーバへのアクセスはDNSでコントロールする。

CDNサービスによってDNSサーバをCDNサービス側のDNSを利用する必要がある。

 

エッジサーバ(キャッシュサーバ)でコンテンツをキャッシュし、ユーザからのアクセスはエッジサーバへ誘導する

 

■メリットは?

1台構成の場合、アクセスが少ないサイトであればあまり問題は起きないが、アクセスが多いまたはアクセスが予想できず突発的に増加するようなサイトでは負荷集中時に応答が遅くなり、サイトが落ちるなどの問題が発生する。

CDNを利用するとコンテンツをCDN業者側で分散で配置し、アクセスを分散できるため負荷の軽減が可能。また地理ごとに分散先を持てるなども可能。

 

■デメリットは?

というか注意すること。

キャッシュサーバダウン時の動作。

キャッシュサーバと本番サーバとのデータ同期の方法や仕組み。

⇒本番コンテンツ更新時にキャッシュサーバ側への反映の仕組み。

 

■サービス

外部サービスを利用するのが一般的。

無料と有料版がある。

最適なCDNサービスを手早く導入しよう