HTML5
既存のHTML4.01の拡張版。
今まではHTML4.01の拡張はなくプラグインや各ブラウザで拡張していった感じ。
Flashもその一つ。
AppleがFlash対応しないのはHTMLの標準ではないため。HTML5を推奨している。または促進したいため。
HTML5に大きく2つの内容がある。
・ブラウザによる違いをなくし共通仕様の策定(ワンソースマルチデバイス)
⇒いまはブラウザごとに表示レイアウトが異なったりするので対応ブラウザやブラウザごとにシステムを構築している。
・機能拡張
Ajaxによるだいぶ動的になっているがさらにWebシステムのUIというかUX向上のための機能拡張。これによって近い将来Webブラウザがあればいかなるシステムも使い勝手のいいものになるだろう。
・課題
HTML5の策定に時間がかかっている。共通仕様として作っているのに各社がHTML5対応といって独自に展開している部分も多々ある。
またパフォーマンスのまだあまりよくないようだ。以下参考。
Facebookは「これからはHTML5の時代だ」として、2012年にスマホ用クライアントソフトをHTML5化しましたが、「遅くなった」などの批判を受け、ネイティブで書き直しました。ネイティブというのは、特定のデバイスに依存した環境で作成されるソフトで、パフォーマンスを上げやすく、UIやUXの作成も柔軟に行えますが、デバイス毎にソフトを用意しなければなりません。しかし、現時点では、HTML5よりもネイティブのほうが顧客満足度は高いのです。
あと、モバイルブラウザ等はHTML5に対応しているがPC側で使われているブラウザにはまだまだ対応していない古いものも多い。